パラレルリンクロボットの最大の特徴はスピード。コンベアにバラバラに置かれた商品の位置をカメラで検知して、指定した場所に素早く正確に並べることができる。先端の吸盤を取り替えると商品を掴むこともできて、豆腐のパック詰めや菓子の箱詰めなど幅広い用途で多くの企業に採用されている。ABBが開発するのはロボット本体だけではなく、最新のソフトウェアも提供している。導入前にパソコンやモバイルでロボットの使い勝手を検証する事ができる。
近年注目されているのが「協働ロボット」。協働ロボットは人間と同じ作業をしたりサポートをする。作業者が触りながら動きを覚え込ませることもできる。パワーは控え目だが、複雑な作業を精密に繰り返すことが得意。ABBの産業用ロボットの歴史は1974年から始まった。ABBが今日、世界をリードしている技術はロボットにとどまらない。あらゆる分野で自動化はもとより、電化に関わる世界初を生み出してきた。ABBは年間1400億円の研究開発費を投資して100以上の大学と提携している。