ついに幕を開けた、アジア最終予選を徹底検証。テーマ3「ロングボールへの対応」。直前スペシャルでも話題に上がったのが、ロングボールの対応。実際に、ことし行われたアジアカップで日本は、何度もロングボールからピンチを招いている。敗戦の要因となったロングボールの対応。最終予選2試合で対策はできていたのか。槙野さんは「選手の中で意識の変化だったりスタッフ陣が用意してきたのは見られた」などコメント。中西さんは「両サイドバックの2人はある程度高さがあるということで、この3枚を並べたと思う」などコメント。最終予選2試合でのスリーバックは、いずれも守りの要と言われるセンターバックのポジションを得意とする選手(町田浩樹・谷口彰悟・板倉滉)を揃えていた。中西さんは「何度もラインを上げ下げすることによって相手はいい状態でジャンプできない。それだけでも相手に大きなストレスをかけていると思う。谷口選手中心で3人のアップダウンがある程度効いていた」などコメント。中国戦のあるシーン最終ラインを積極的に上げていたことでロングボールを蹴られても広いスペースの中で対処することができる。この上げ下げを繰り返すことでロングボールでの攻撃を封じ込んでいた。さらにラインの上げ下げには他の効果も。槙野さんは「ライン上げ下げ、攻守の切り替え。3枚のロングボール対策を含めたゲームコントロールは今回非常に良かった」などコメント。