TVでた蔵トップ>> キーワード

「ANS」 のテレビ露出情報

パリ近郊選手村から中継。フランス大会組織委員会が掲げるのは男女平等を意味するパリテ。1900年に初めてパリでオリンピックが開かれた際の女性選手の割合はわずか2%ほど、今回の大会では史上初の50%、男女の割合が同数となる。選手村にも子連れの選手が家族と過ごせるスペースも作られるという。一般的には女性選手は出産によってキャリア継続が難しくなったり、キャリアのために出産を諦めるケースも多い。フランスでは女性選手がキャリアを継続できるための支援を続けてきた。フェンシング女子サーブルのセシリア・ベルデル(34)は東京オリンピックで団体の銀メダル獲得に貢献。今大会でも個人・団体ともに出場が決まりメダル獲得を目指している。東京大会の1年後にパートナーとの間に娘を出産、出産後すぐに競技に復帰したが心配だったのが「収入」。フランス政府の調査では女性アスリートの60%が出産後のキャリア継続に不安を持っているという。こうした中、設立されたのが「ANS(全国スポーツ機構)」。これから子どもが生まれる選手や育児中の選手への支援に力を入れている。個別の相談窓口で仕事などを紹介。遠征などに子どもを連れて行く際には交通費・宿泊費の大半を補助。一定の給与が支給される国の強化選手に選ばれるための仲介役も担う。母親として挑む今回のオリンピック、ベルデルさんは夢を追い続ける姿を自分の娘、そして全ての若い世代に見てほしいと考えている。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.