都内のクリニックでは、30代・20代の若年層が非アルコール性脂肪肝にかかるケースが増えているという。非アルコール性脂肪肝と診断された38歳の男性は、コロナ禍になってさらに家から出なくなったことで、「運動不足を感じる機会がより増えてきた」などと話した。今は有酸素運動に加えて筋肉量を増やすトレーニングを開始し、たんぱく質や野菜を多めに摂取しているとのこと。専門家はコロナ禍による運動不足が非アルコール性脂肪肝の増加の原因だとした上で、日本人はそもそも脂肪肝になりやすく、今後もさらに肝がんや肝硬変の患者が増えるだろうなどと予想した。