AP通信はウクライナ・ゼレンスキー大統領が「ロシアとの停戦合意に達すにはほど遠い」と述べたとしていて、これに対して米国・トランプ大統領はSNSで「最悪の発言だ」と非難した。停戦に向けたウクライナ側の姿勢を疑問視しており対立が解消する見通しが立っていない。首脳会談ではウクライナ国内の鉱物資源の権益をめぐって合意文書への署名を見送った。一方、ゼレンスキー大統領が訪問した英国では停戦後の平和を守るため有志連合を結成する考えを示す。フランス・マクロン大統領は海や空での戦闘、エネルギー施設への攻撃を停止する1か月間の停戦を行い、和平が実現すれば平和維持部隊を派遣する考えを明らかにしている。両首脳は米国による安全保障が必要との考えを強調し、米国とウクライナの関係が修復できるかが焦点。
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