21の国と地域が参加するAPECの首脳会議が、きょうから2日間の日程で韓国南東部の慶州で始まった。自由貿易の拡大を掲げるAPECが首脳会議で共同声明をまとめることができるのかが焦点。高市総理大臣や中国の習近平国家主席などが出席したが、保護主義的な政策を進めるアメリカのトランプ大統領は欠席。会議の冒頭、韓国の李在明大統領は各国に協力と連帯を呼びかけた。中国国営の新華社通信によると習主席は、WTOを中核とする多国間貿易体制の権威と有効性を高めると述べ、トランプ政権による関税措置を念頭に自由貿易体制の維持を訴えた。世界経済の減速が懸念される中、首脳たちが貿易や投資面の協力促進について意見を交わす。きのう開かれたAPEC閣僚会議では参加する国や地域の意見の隔たりにより閉幕までに共同声明が採択されなかった。
