ラオスで開かれているASEAN(東南アジア諸国連合)の一連の首脳会議はきのう日本や中国、韓国などの関係国を交えて会議が行われた。このうちASEANと中国の首脳会議では双方の間の自由貿易協定を改定することで合意した。双方合わせて人口20億人を超える巨大な市場でデジタルサービスやグリーン経済で連携が進むことが期待される。シンガポール・ウォン首相はASEANと中国はいかなる対立も平和的に解決できるよう話し合いを継続すべきであるとし、すべての関係国は国際法を順守し南シナ海における行動規範の策定に期待するとのシンガポールの立場を改めて確認した。