小池さんはASMLのクリストフ・フーケCEOを訪ねた。フーケCEOは、小池さんは日本に先端半導体をもたらすという夢をもって世界を回っていた、そんなことはできるわけがないとみんな笑みを浮かべていたが夢は実現しつつある、小池さんの強い意志のたまものだと話した。ASMLはさらに微細な回路を描くことができる次世代型EUV露光装置の開発を進めている。小池さんはベルギーの半導体研究機関imecにも足を運んだ。小池さんは最先端半導体を安定して供給し続けるため、国際的な協調体制の強化に奔走していた。小池さんは、日本がどうやって世界に貢献できるかがポイント、ものづくりに対する深い考え方と生産技術に対する新しい思考は日本が貢献できる分野だと話した。