視覚障害者向けのシステムを作り出したアシラセ・千野歩CEO。社会課題と向き合い事業を進めるなか、千野の前に立ちはだかったのは福祉をビジネスにすることへの偏見。今、心血を注ぎ開発しているものがある。開発中の最新モデル「あしらせ2」は以前のデバイスと比べて一回り小さくなり、足に当たる部分はより柔らかく薄い素材に変更した。日々の改良を後押ししているのが「あしらせ」の利用者たち。先天性の病気で目が見えない男性は1年半前に「あしらせ」を購入し、率直な意見や要望を届けてきた。利用者の声を集めこれまでに30回以上アップデートを行い、機能を向上させてきた。海外にアプローチし始めていて、今、コミュニケーションしているのは特にヨーロッパの国。UK(英国)とスペインの2か国が最初のスタート。