アメリカとロシアの間で結ばれていた唯一の核軍縮条約が失効。現在アメリカとロシアが保有する核弾頭はあわせて1万発を超えるとされている。失効を容認したアメリカの思惑の背景にあるのはトランプ政権がライバル視する中国の存在。トランプ大統領はロシアだけでなく核戦力を急速に強化する中国も核軍縮の合意に組み込むべきだと主張してきた。1期目のトランプ政権で安全保障政策を助言してきたマシュー・クレイニング氏はアメリカも核戦力の強化が必要だと指摘。きょう日本被団協などが開いた会見で、被爆者の田中熙巳さんは「日本は核兵器禁止条約に参加し世界全体の核兵器削減のため全力を尽くすべきではないか」と述べ、危機感をあらわにした。
