自家製の薬膳酒が人気で多くのお客さんが訪れる東京・文京区のBARこころゆ。バーのマスター大越裕之さんは臨床心理士の資格を持ち、医学的な知見からお客さんの相談にも乗っている。大越裕之さんは、人に相談したいけどなかなか相談する機会がないという方が多い、そういう人が気軽に相談できる場所をつくりたいと話す。バーという場所で悩みを聞く意義について、ある意味敷居の低い場所に臨床心理士がいて、そこで色んなお話ができたら心の病気が重くなる前にケアができると語った。大越さんがこのような活動を続けるのは自身の過去の経験が関係していた。大越裕之さんは、海外で仕事をしていたがメンタルの調子を崩してしまって色々やっていることも全部諦めて日本に戻ってきたという。自分の経験を生かし人助けがしたいと、日本に帰国した大越さんは一から勉強し臨床心理士の資格を取得した。大越さんは、誰もが気軽に相談できるということを皆さんに知ってもらえたらうれしいと話した。
住所: 東京都文京区本郷1-17-1