生産者は長期的に見て不安を訴えている。小泉大臣は新たに3枚のカードを切った。古古古古米を放出。輸入米を9月に前倒し。備蓄米などの転売禁止。入札備蓄米の31万トンは、約20パーセントが小売や外食などに届いた。岡田農園の代表は、消費者だけでなく、生産者に目を向けてほしいという。政府主導で価格を下げるなら農家にも所得補償をしてほしいという。そもそもの原因を作ったのは自民党だと浜田敬子さんがいう。これまでの農業政策のツケがまわってきている。自民党の農林族の中には、反対する声が多い。お金の使い方を変えて農家を守るべきだ。安い備蓄米に助かる人もいると松原さんがいう。ただ、自民党のコメ政策が招いている。森山幹事長は農水族のドンだ。コメの安値を演出するために自民党はひとつになっている。この先の農業政策を考えなければいけない。そうでないと、また同じことの繰り返しになってしまうと松原さんが言った。