サキドリくんが行く。明日開幕の宮里藍サントリーレディース。きょうは、アマプロチャリティトーナメントが開催された。雨の中スーパープレーを見せたのは。前回大会のチャンピオン大里桃子。1年前、3年ぶりの優勝を果たした大里。渋野日向子らと同じ黄金世代の彼女は、2018年プロテストに合格すると、その23日後に初優勝。ツアー史上最短記録を更新した。それ以降もツアー屈指のショット力を武器にバーディーを量産。5年連続でシード権を獲得するなど順風満帆なプロ人生を送っていた。しかし、持ち味だったショットが乱れ、出場試合のほとんどで予選落ち。プロ6年目で初めてシード権を喪失するなど大きな挫折を味わった。苦悩の末、スイング改造へ行き着いた。大里のショットは2023年まではドローだったが、シーズン途中からフェードに変更。フェードに変えたことでショットの安定感が増しフェアウェイキープ率が大幅に上昇。自身を変える決断の末に掴んだ涙のサントリーレディース優勝。今年は連覇に挑む。