世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」が1月6日に開幕した。今回注目されているフィジカルAIとはAIが自ら考え現実世界を理解し、ロボット・車などが複雑な行動が可能。今年は実用化を見据えた動きも進み“フィジカルAI元年”とも言われている。ソニー・ホンダモビリティは初のEV「AFEELA1」の量産に向けた最終段階の車両を公開した。40のカメラやセンサーなどを搭載し、AIが周囲の様子を分析しドライバーをサポート。将来的には自動運転を目指す。ソニー・ホンダモビリティの水野泰秀CEOは「我々もまだ勉強不足で次どのくらいのスピードで何が起きるのかというのはもう少し勉強していかなければいけない」と話した。ウーバー・テクノロジーズも今年アメリカで導入予定のロボタクシーを公開した。屋根のセンサーを使いAIが無人運転する。韓国のLG Electronicsは家事代行ロボット「LG CLOiD」を公開。外出中に洋服を片づけ、パンを焼くなど様々な家事が可能。フィジカルAIが自ら考え動くことによって起きる人への身体的トラブルなどへの懸念もあり、フィジカルAI観念、人間とロボットの共生、倫理的な議論も活発化しそうだ。
