1995年以降毎年開催されているCOP。1997年のCOP3以降、国を超えての取り組みが重要視されるようになってきた。この時は京都議定書が採択され、その後COP21ではパリ協定が採択、産業革命前からの気温上昇を1.5℃以内に抑える努力をしていくと決定した。今回各国が行った取り組みに関しての評価がされるが、問題解決には程遠い。鍵になるのは温室効果ガスを減らす「緩和」とすでに起きている気候変動対策を考える「適応」のバランスで、この適応に向けた対策が十分ではないとされている。日本は今後10年間で150兆円を超える投資の実現を発信したが、今後日本がイニシアチブをとっていくことが重要になる。