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「ColBase」 のテレビ露出情報

生ビール、生チョコ、生キャラメルなどなぜ日本人は“生”が好き?というクイズが出された。正解は危険に挑み続けてたどりついた最高のごちそうだから。食文化史研究家の永山久夫さんの解説。「生」とついてると新鮮、やわらかい、おいしいというイメージがあるが外国人留学生に聞くと「生」は危ないイメージだという。魚や卵を生で食べると食中毒の危険性が高くなるが日本は島国なので他の国に比べて新鮮な魚を食べる機会が多かった。仏教の教えに基づき魚と野菜が中心の食生活だった日本では新鮮な魚を生でおいしく食べる方法が追及されてきた。青森県の三内丸山遺跡の調査で排泄物から寄生虫の卵が見つかったことで火を使っていた縄文人が魚を生で食べていたと考えられている。奈良時代の日本書紀にも「はまぐりを膾(なます)にして献上した」とある。膾は生の肉や魚を殺菌作用のある酢につけた料理で最古の和食ともいわれる。わさびやしょうゆの殺菌・抗菌作用でなま物を安全に食べる挑戦をし続けた。その傑作がにぎりずしで酢、わさび、しょうゆを使う。昔はどこの家にも庭があり殺菌・抗菌作用のある山椒、野蒜、紫蘇が植わっていてなま物を安全においしく食べるために作っていた。仏教の教えに基づき長らく卵を食べることが避けられていたが江戸時代になると海外から卵をおいしく食べる文化が伝わり食べるようになった。「生たまご 醤油の雲に 黄身の月」という川柳も残っている。日本人らしい工夫で食中毒などのリスクを乗り越えて他の国にはない生食文化を育んできた。庶民には生卵も生魚もごちそうだったが冷蔵庫の登場で広くおいしさが伝わるようになる。その後流通が発達し新鮮な食材が届くようになりより安全においしく食べることが可能に。日本人の生好きを決定的にしたのが生ビール。ビールはもともと熱を加えて酵母の発酵を止めていたが熱処理をせずにろ過で酵母を取り除いたビールのことを日本では生ビールという。缶ビールなども分類としては生ビールに入る。本来「生」とは加熱していないことを指すことばだったが「生」=おいしいのイメージが浸透したことで加熱していても「生」と名付ける商品が誕生するように。2000年ごろに一大ブームになった生チョコ、2007年ごろに田中義剛さんの牧場から人気に火がついた生キャラメルなど。生食パンはトーストしなくてもそのまま食べてもおいしいという意味。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月28日放送 9:00 - 9:45 NHK総合
チコちゃんに叱られる!(チコちゃんに叱られる!)
生ビール、生チョコ、生キャラメルなどなぜ日本人は“生”が好き?というクイズが出された。正解は危険に挑み続けてたどりついた最高のごちそうだから。食文化史研究家の永山久夫さんの解説。「生」とついてると新鮮、やわらかい、おいしいというイメージがあるが外国人留学生に聞くと「生」は危ないイメージだという。魚や卵を生で食べると食中毒の危険性が高くなるが日本は島国なので他[…続きを読む]

2024年9月18日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングGOOD!いちおし
東京国立博物館に近い場所にある法隆寺宝物館を特集。ここは聖徳太子ゆかりの品の揃うことで知られるが、奈良・法隆寺ゆかりの品が東京にある背景には明治元年に神仏分離令が出され神道の国教化に向けて仏教的な要素を排除しようとした事があるという。この政策により法隆寺は困窮し、明治天皇に宝物を献上することで修繕費用などを賄っていったが、この際に献上されたものが法隆寺宝物館[…続きを読む]

2024年9月17日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団出張!なんでも鑑定団
狩野京子さんは映画「おくりびと」でも知られる納棺師。納棺師の仕事は遺体をきれいに整えて棺に納める。お宝は江戸時代後期に京の都で活躍した絵師・岸連山の三幅対。落ち着いた色合いが気に入っているため、これを眺めて日々の疲れを癒やしている。しかし、父のものだという。父は骨董収集家で、これは50年ほど前に手に入れたもの。6年前、自宅の床の間に飾るのにぴったりだと思い、[…続きを読む]

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