東京・銀座にある楽器店で去年3月28日に死去した坂本龍一さんの一周忌を前に、「坂本龍一のピアノ展」が開かれている。愛用したシンセサイザー「DX7」やステージピアノ「CP88」を展示。さらに坂本さんが所有するグランドピアノでは、坂本さんが残した演奏データを元に、鍵盤・ペダルの動きを再現した自動演奏が披露された。企画したヤマハの木村智子さんは、坂本さんご自身もこういうデータを後世に残したいとおっしゃっていたということで、これから先も坂本さんの思いや曲が若い方・世代の方にも聞いていただけるようなきっかけになると良いなと感じている、と話していた。坂本さんは音楽だけでなく様々な社会問題にも取り組み、発信を続けてきた。