今永昇太は5月4日に発表されたナリーグ月間最優秀新人を獲得した。4月の成績は5試合に登板し4勝0敗、防御率も0.98。月間最優秀新人は日本人は8人目の受賞。5月2日もメッツ戦で登板し、7回無失点で5勝目をあげ、防御率は更に下がって0.78となった。今永は「鈴木選手に続いてこういう賞をいただけたのは嬉しい。僕がやりやすい様にキャンプからサポートして頂いたおかげ」と話している。今永がメジャーで通用するワケについて五十嵐は「ストレートの回転数が多く球が伸びる」と指摘。昨シーズンのメジャーの平均回転数は2283回転/分に対し、今永の平均回転数は2424回転/分。今永も米国スポーツ専門局「ESPN」の取材で「人差し指と中指がボールを持ったときの角度から伸びないように、指が遠心力に負けないように気をつけながらアーチを保ちながら投げることを気をつけている」と話している。五十嵐は回転量のほかに回転軸も重要で、今永は回転のかけ方が上手く、さらにきれいな回転軸の球を投げているため球速がなくても空振りが取れているなどと話した。