今日始まったスケルトン男子の予選で追悼ヘルメットを着用していたウクライナのV.ヘラスケビッチ選手が競技の開始直前に失格となった。ヘルメットにはロシア軍の攻撃によって命を落としたアスリートら24人の写真が貼られていた。事前の公開練習でもこのヘルメットを使用していたヘラスケビッチ選手に対しIOCは再考を促していた。1968年、メキシコ大会でアメリカの選手2人が表彰式で黒い手袋をはめた拳を突き上げた。この行動はブラックパワーサリュートと呼ばれるように。帰国後激しいバッシングにさらされたがのちに人権運動の英雄として再評価された。半世紀後の東京大会、IOCはこれまで禁止してきた抗議を競技開始前などに限って一部認めていた。女子砲丸投げのレーベン・ソーンダーズ選手は表彰台でIOCが認めた競技開始前ではなく抗議が禁止されていた表彰式での抗議だったがメダル剥奪などの処分はなかった。
