バレーボールのパリオリンピック予選。ここまで1勝1敗と負けられない日本はチュニジアとの一戦にのぞんだ。日本は第1セット、ミドルブロッカー陣が奮闘する。相手エースのスパイクを次々とブロックすれば攻撃でもセッター・関田誠大選手が持ち味であるミドルを使った攻撃を展開。その関田選手はディフェンスでも見せた。関田選手のスーパープレーも飛び出した日本が第1セットを先取する。続くセットでは日本のキャプテン・石川祐希選手が躍動。攻守にわたりキャプテンがチームをひっぱれば最後も石川選手が決め、日本が2セットを練習する。まさに絶好調の日本だが、今大会は開幕から2試合連続で2セット先取後に相手に奪われフルゲームと第3ゲームが鬼門になっている。ところがこの日の日本は一味違った。強烈なスパイクで得点を積み重ねる日本。さらに左のエース・西田有志選手は得意のサーブでこの試合4本目のサービスエース。日本はチュニジアに一度もリードを与えず今大会初めてのストレート勝ち、2勝目を手にした。