「パラリンアート」とは、障害者が描いた絵を様々な企業で活用し、その報酬を作者に届ける活動。活動のきっかけは、代表の松永さんが訪問リハビリマッサージをしていたとき、障害者の利用者が描いていた絵に心を打たれ、社会や企業に使ってもらう環境ができたらいいと考えたこと。障害者の自立に向けたチャレンジの場を作っていきたいという思いもあったという。松永さんは、絵のレンタルのほか、様々な企業と提携し、アートを使用した商品や記念グッズの開発、商業施設やオフィスの内装デザインなどを行っている。パークホテル東京でも、2フロアでパラリンアートを展示。宿泊者に限らず誰でも自由に見ることができ、販売も行っている。ホテルは訪日外国人客が多く、パラリンアート作品と知らずに購入して、パラリンアートの説明を聞き喜んで国に持って帰ったということもあったという。パラリンアートとコラボしたアーティストルームは、壁や天井一面がアートになっている。7カ月かけて描いたという。世界にひとつしかない部屋ということで宿泊客も楽しんでいるという。
住所: 神奈川県横浜市西区南幸1-5-1
URL: http://www.atre.co.jp/store/shinagawa/shop/detail/401
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