キャロライン・レビット氏は27歳と最年少でホワイトハウスの報道官となった。アイスクリーム店の家に生まれ得意のソフトボールで奨学金を得て大学に進学すると、大学では放送クラブを設立してトランプ支持を全面に押し出していた。転機となったのは2016年で大学内で予備選の討論会が行われ、数少ない保守派としてFOXニュースのアシスタントを任されていた。これを期にトランプ支持を強めてホワイトハウス報道室でインターンを受けて在学中から政治活動を始めている。2019年に大学を卒業するとスピーチライターを任されていたが、自らアプローチして仕事をやりたいとアピールするとマケナニー報道官からも前向きな姿勢に感銘を受けたと好印象だった。2022年には中間選挙にニューハンプシャー州から下院議員選挙に出馬し、民主党が強い土地だったことで落選したものの現在の夫でホームレスから不動産事業者に返り咲いたニコラス・リッチオ氏と知り合うこととなった。2024年には大統領選で広報に携わっている。