ヨーロッパ議会選挙で極右政党に大敗し議会下院を解散したフランス・マクロン大統領が12日記者会見を行った。今月末に1回目の投票が、来月7日に決選投票が行われる国政選挙に向けては右派共和党の総裁が極右政党「国民連合」との選挙協力を発表するなど政治的な動きが激しくなる中、マクロン大統領は結集して極右勢力などに対抗することを呼びかけた。その他領土の等級を廃止しニューカレドニアの選挙制度改革を一時中止し協議の余地を残しつつ失業保険改革を続行することなどを発表した。有権者を納得させるために支持者たちに残された時間は18日間。