貿易摩擦が激化する米中だが、中国はメキシコ・カナダに次ぐ輸入国となっていて電子機器や衣類などを輸入している。中国の工場は見渡す限りの製造ラインが見られるが、ここは6万7000平方mの面積があり、年に600万足の靴を製造しているという。アメリカに向けて靴を製造する中で不安の声も聞かれているという。製造スピードは維持しているが国内向けでありアメリカの顧客のための製品は在庫が山積みになってしまっている。中国を離れてカンボジアに移転する案もあるといい、中国よりも関税が低い事があるとしている。取材を行った工場ではすでにカンボジア仕様のロゴを作成しているといい、カンボジアの政府は関税引き下げの交渉を行うと見られるが中国はやらないのではないかと話す様子を見せていた。