来週、パリ五輪が開幕する。アシックスは日本チームが着用するスポーツウェアやシューズなどを手掛けている。アシックスの時価総額は2兆円超、昨日は上場来高値をつけた。2021年の箱根駅伝でのシェアはナイキが約95％でアシックス0％だったが、2024年箱根駅伝のアシックスのシェアは約25％にまで伸びた。それは社長直轄組織・頂上奪還Cプロジェクトによる、ストライド型、ピッチ型に合わせたシューズ「METASPEED SERIES」が開発されたことだった。スポーツライター・酒井政人によるとランナーに選ばれるシューズを目指し支持を獲得し、一般のランナーにも購買層が広がったという。これによりアシックスは“部活”のイメージを脱却した。さらにブランド「オニツカタイガー」を紹介、売上は60％以上増となった。またカジュアルスニーカーも好調で海外では質が良いとの理由で売れているとのこと。