今回は、クレーンゲーム専門店「GiGOクレーンゲームオアシス都筑」の仕掛け人であるGiGOの松沼雄祐さんに密着する。松沼さんはマーケティング部で、新業態のお店のプロデュースを行っている。近年、全国のゲームセンターは次々に閉店しており、30年前と比較して店舗数は5分の1に減少している。絶滅の危機の中、クレーンゲームの需要は増えている。そこに目をつけた。都筑店は入間店に続いて2店目。開業2か月で目標来場者1.5倍を達成した。松沼さんは2年前にGiGOに中途入社した。以前は広告代理店やエンターテインメント業界で働いていた。ゲームセンターとは関係ない仕事だが、その経験を活かしてデータや情報の分析を行い、クレーンゲームオアシスを成功に導く2つのポイントを見出した。1つ目は滞在時間を最大化すること。2つ目は再来店率を上げること。クレーンゲームオアシスには、滞在時間と再来店率を上げるための仕掛けが沢山用意されている。日によって100円で4回プレイなど来店意欲をあげるイベントを実施したり、10円プレイコーナーを用意したり、プレイごとに貯まるポイント（貯めると景品と交換できる）を用意したりなど。心のオアシスを目指し、ゲームセンターは変わり続けている。