大槻さんたちは、ざざ虫のことを知るため飼育を始め、水槽でざざ虫の繁殖に挑戦した。トビケラとカワゲラの羽化に成功し成虫になった。またトビケラの産卵にも成功した。大槻さんたちの研究は、後輩たちにも引き継がれ、神戸大学と連携して環境DNA調査を行った。環境DNAとは、水や土の中に含まれる、生物由来のDNA断片のこと。環境DNAで生き物の種類やおおまかな数がわかる。現役生たちが取り組んでいたのは、ヘビトンボの繁殖。ヘビトンボは土の中や朽ち木の中に、穴を掘ってさなぎになりその後羽化する。地元に根付く貴重な文化を守るため、高校生たちは真剣に授業に向き合っている。
