日本が撤廃を求めるアメリカの自動車関税についてトランプ大統領は25%の税率を更に引き上げることを示唆した。これに対し今朝6度目の交渉に出発した赤沢大臣は「交渉がまとまれば日本は例外的な特別扱いを受ける」との認識を示した。日本は巨額の投資やアメリカ車をトヨタの国内販売網で販売する案などを提案しているとみられるが、未だに一致点は見いだせていない。専門家は「関税を引き下げる場合は現在の為替ルートから10%が防衛ラインになると思う」などと分析した。日本はG7に合わせた首脳会談で一定の合意も視野に閣僚間の協議を加速させる構えを見せている。