フランス・エビアンから中継。今回のサミットでは各国の首脳がトランプ大統領に様々な配慮をする様子が見られた。16日にはこれまでイラン情勢をめぐりトランプ大統領と対立することもあったドイツ・メルツ首相がトランプ氏に歩み寄り、名前入りのサッカードイツ代表のユニフォームをプレゼントする一幕があった。先ほどの首脳声明でも「トランプ氏の強力なリーダーシップでイランとの合意が成立した」と名前まで持ち出し褒め称えていた。これまでトランプ氏と対立する局面も多かったヨーロッパ各国の首脳たちがイラン問題という難しい局面を打開するため関係修復に苦慮している様子が垣間見えた。きょうのサミット終了後、マクロン仏大統領はトランプ米大統領をベルサイユ宮殿に招き夕食会を開く予定で、現時点では大きな対立もなくトランプ大統領との融和が演出できていると言える。一方で、米・イラン調印式は今週金曜だが、イランが核放棄に応じるかは不明。イランとの核交渉については欧州各国が長年関与してきたが、トランプ氏主導の枠組みでは「蚊帳の外」で、今後具体的な議論が進む中でトランプ大統領と各国の亀裂が生じることが懸念される。
