東京オリンピックの選手村を改修したマンション群、晴海フラッグで来年完成する予定のタワーマンション2棟のうち最終販売となる356部屋の抽せん会が行われた。東京都が事業を監督するファミリー向けの分譲マンションとして2019年から販売が始められた晴海フラッグ。市場より安い価格だったこともあり、投資や転売の目的で法人などが多数の部屋を取得するケースが相次いだ。このため事業者は、最後の2棟のタワーマンションについては購入できるのを1つの名義につき2戸までとするなど対策を講じた。販売元の事業者によると今回の抽せんで最も人気の部屋は過去最高倍率に迫る241倍だったという。