- 出演者
- 芳賀健太郎 船木正人 一橋忠之 安藤結衣 黒田菜月
広島の原爆投下から今年で80年。首都圏各地でも祈りが捧げられた。今年は緊迫化する国際情勢に強い危機感を示す声が多く聞かれた。原爆投下後も残っていた広島市の旧庁舎前の敷石の前で犠牲者を追悼する式典を初めて開いた。目黒では広島で原爆の犠牲となった劇団を偲ぶ法要が行われた。劇団「桜隊」は太平洋戦争末期に各地で慰問公演を行うために結成された移動演劇隊で、劇団員9人が滞在していた広島で被爆し全員が命を落とした。追悼会には映画で桜隊の劇団員を演じた俳優の常盤貴子さんも参加した。千葉市では被爆した人の証言を高校の演劇部員や卒業生が交代で朗読した。投下直後の様子や差別を恐れて被爆したことを隠して生きてきた人の証言が写真や絵とともに紹介された。埼玉県東松山市の川では平和を祈る灯籠流しが5年ぶりに行われた。
オープニング映像。
さいたま市西区の霊園では霧を噴射する冷却ミストが園内4か所に設置された。日差しを遮るための日傘や麦わら帽子も無料で貸し出されている。この霊園では今月9日~16日まで開園を1時間早め、閉園も30分遅らせて午前6時半~午後7時まで開くことにしている。今日午後の成田空港は、駐機場の温度が39℃に達した。駐機場の従業員が厳しい暑さをしのぐために設けられたのがトレーラーハウスで、広さは7畳ほど、中はエアコンが完備されている。東京消防庁によると今日都内では午後3時までに計105人が熱中症の疑いで救急搬送された。この内正午ごろ50代の男性が自宅で倒れているのがみつかり重篤となっている。関東各地に熱中症警戒アラートが発表されている。一方関東甲信では局地的に雨雲が発達しており、今夜遅くにかけて非常に激しい雨がふるおそれがある。
給食のない夏休みに昼ご飯を作る保護者の負担を減らすためにと同時に、子どもたちに楽しんで食事をしてもらおうと鴻巣女子高校の生徒らが企画したもの。生徒12人が約40色分の弁当を作った。完成したあとは訪れた子どもたちに弁当を手渡し、入っているおかずを手作りしたことを紹介した。
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- 埼玉県立鴻巣女子高等学校
障害や病気のある子どもたちに新しいことに挑戦してもらおうと、eスポーツを体験するイベントが開かれた。イベントはNPO法人と支援機器の開発を行うメーカーが共同で開いた。東京・品川区の会場には約25組の親子が参加し、作業療法士らから説明を受けながら少しの力で動くボタンや機器を選んだ。子どもたちは唇や肘などで機器を操作しながらパズルゲームや冒険型のゲームに取り組んだ。
反対向きになった虹の写真が紹介された。
明日の関東の天気を伝えた。
今年1月1日時点の住民基本台帳を基にした外国人を含めた日本の総人口は1億2433万人となり去年の同じ時期と比べて55万人余減った。関東1都6件では、東京都は9万632人増えて1400万2534人、千葉では1421人増えて631万1579となった。全国でみても人口が増えたのは東京都と千葉県のみ。東京・中央区の臨海エリアには東京オリンピックの選手村を改装したマンション群「晴海フラッグ」など高層マンションが次々に建てられている。人口が増えた要因として中央区では、大型マンションの開発が進む中、都心への利便性の良さや多くの会社が区内にあることで現役世代を中心に転入が増加したこと、新型コロナによる入国制限が緩和された後、外国人住民が増加したことをあげている。中央区でこの1年間に増えた人口を分析すると、年代別では30代が最多で、増えた人数の5人に1人は外国人だった。晴海の英会話スクールではほぼ定員の120人が通っているが連日入校希望や問い合わせが相次いでいる。区内の小学校では教室が足りなくなっており、校内の空き部屋を教室に転用したり新たな校舎を建設するなどしている。東京都で人口が増加していることについて専門家は、子育てや学校教育関係の支援が充実していて住みたい場所となっているとしている。
ハザードマップはアップデートされているが、避難訓練は約30年間ほとんど内容が変わっていない。屋内でも天井に使われる板が落下する場合もあり、耐震化された柱などの近くが避けやすい。重要なのは、今いる場所の危険を常に知っておくこと、危険が少ないところに移動すること。頭などを抱えるダンゴムシのようなポーズだと周りが見えない状態に。両手・両ひざを地面につけるカエルのポーズだと周りが見えることで危険を判断でき逃げることもできそうだった。避難訓練のアドバイザーとして全国を回るNPO法人がこども園で行った訓練に参加。子どもたちだけだったとしても命を守る行動が取れるかどうかを考えてもらうように伝えることが大事。
物価高の中、家計の見方として注目されているのがマイワシ。仕入れから調理まで1人でこなしているこのお店ではマイワシの価格が安定しているおかげでギリギリやれているという。今近海でとれる魚の多くが不漁と燃料費の高騰で値上がりが続いている。先月初物が水揚げされたサンマは、去年並みの不漁でスーパーでの価格も高止まりしている。カツオは過去10年間で最高値の1キロあたり1076円と、去年の2倍近くに値上がりしている。全国有数の水揚げを誇る千葉県銚子港では近年稀に見るマイワシの豊漁に湧いている。旬を迎えた6月~7月の漁獲量は去年の約13倍に達している。東京海洋大学の勝川俊雄准教授は、回遊性の魚なので温度が上がれば生息しやすい温度のところまで移動すると話した。マイワシは1980年代には年間300万トンを超える水揚げがあったが90年代に入り激減、2000年代には10万トンを下回るほどになり食卓に上る機会も減っていた。マイワシは12℃~18℃ほどの低い水温を好む魚で1989年頃から日本近海の海水温が上昇し漁獲量が激減した。2014年~15年頃に海水温の低下を観測するようになるとマイワシの漁獲にも回復基調がみられるようになった。水産研究・教育機構によると、銚子沖では春先から海水温が下がっているため豊漁になっているのではとしている。勝川俊雄准教授は、イワシは生態系ピラミッドの土台部分でマグロやカツオなどイワシを餌にしている魚も多く、イワシが豊富にいるということは非常にプラスだと話した。渋谷の居酒屋ではいわしユッケやいわし天ぷらなどのメニューを新たに開発した。
明日の関東の天気を伝えた。
エンディングの挨拶。このあとはニュース7。