今年1月1日時点の住民基本台帳を基にした外国人を含めた日本の総人口は1億2433万人となり去年の同じ時期と比べて55万人余減った。関東1都6件では、東京都は9万632人増えて1400万2534人、千葉では1421人増えて631万1579となった。全国でみても人口が増えたのは東京都と千葉県のみ。東京・中央区の臨海エリアには東京オリンピックの選手村を改装したマンション群「晴海フラッグ」など高層マンションが次々に建てられている。人口が増えた要因として中央区では、大型マンションの開発が進む中、都心への利便性の良さや多くの会社が区内にあることで現役世代を中心に転入が増加したこと、新型コロナによる入国制限が緩和された後、外国人住民が増加したことをあげている。中央区でこの1年間に増えた人口を分析すると、年代別では30代が最多で、増えた人数の5人に1人は外国人だった。晴海の英会話スクールではほぼ定員の120人が通っているが連日入校希望や問い合わせが相次いでいる。区内の小学校では教室が足りなくなっており、校内の空き部屋を教室に転用したり新たな校舎を建設するなどしている。東京都で人口が増加していることについて専門家は、子育てや学校教育関係の支援が充実していて住みたい場所となっているとしている。
住所: 東京都品川区東五反田2-18-1