- 出演者
- 平井信行 渡辺健太
オープニング映像。
東京の明治神宮外苑の再開発を巡っては先月、事業者が樹木の伐採本数を減らすことやイチョウ並木の保全に向けて新たな野球場との間隔を広げることなどを盛り込んだ計画の見直し案を都に提出した。これを受けてきょう、都の環境影響評価審議会が開かれ事業者が見直し案の内容について参加した専門家に説明した。それによると樹木の活力はおおむね良好で建物の配置や規模の見直しで確保した土地に今月中にも樹木の移植を始めて伐採本数を減らすなどとしている。これに対し東京都は事業者に対しいったん完了した環境影響評価の手続きを再び行うことを求めなかった。これにより今後、樹木の伐採が始まることになる。
東京オリンピックの選手村を改修したマンション群、晴海フラッグで来年完成する予定のタワーマンション2棟のうち最終販売となる356部屋の抽せん会が行われた。東京都が事業を監督するファミリー向けの分譲マンションとして2019年から販売が始められた晴海フラッグ。市場より安い価格だったこともあり、投資や転売の目的で法人などが多数の部屋を取得するケースが相次いだ。このため事業者は、最後の2棟のタワーマンションについては購入できるのを1つの名義につき2戸までとするなど対策を講じた。販売元の事業者によると今回の抽せんで最も人気の部屋は過去最高倍率に迫る241倍だったという。
ことし4月から先月までの今年度の上半期に首都圏で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は7953万円と過去最高となった一方で発売された戸数はこれまでで最も少なくなった。調査会社によると今年度の上半期に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は去年の同じ時期に比べて1.5%上昇し7953万円となった。調査を始めた1973年以降、年度の上半期としては最も高くなりこのうち東京23区の平均価格は1億1051万円とこちらも過去最高となった。資材や人件費の値上がりによって建設コストが増加していることに加えて用地の取得にかかる費用が増えたことなども背景にあると見られている。一方、首都圏で発売された新築マンションの戸数は8238戸と去年の同じ時期と比べて29.7%減少しこれまでで最も少なくなった。
まもなく紅葉の見頃を迎える栃木・那須塩原市の塩原温泉でごみを拾う清掃活動が行われ観光業の関係者など20人余りが参加した。塩原温泉周辺は毎年多くの観光客でにぎわう紅葉の名所。地元の観光協会によるとことしは11月上旬から見頃を迎える見込みだということで紅葉の下での野だての茶会体験などを開催することにしている。
関東の気象情報を伝えた。