自衛隊が参加するアメリカ軍の大規模な実動演習「バリアント・シールド」は、来月22日~7月1日にかけて太平洋地域で行われる。一部は日本でも行われ、鹿児島県内では鹿屋市や奄美大島でミサイルなどを展開させる対艦戦闘訓練を行うとしている。これに伴いアメリカ軍は海上自衛隊鹿屋航空基地に地上発射型中距離ミサイルシステム「タイフォン」、高機動ロケット砲システム「ハイマース」を10月中旬まで展開するという。陸上自衛隊は離島の防衛を想定したアメリカ軍との大規模な実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」を来月20日~30日にかけて九州・沖縄で行う。今回は去年新たに発足した船舶専門の輸送部隊「海上輸送群」の船舶2隻が初めて訓練に参加し、谷山港や志布志港で弾薬が搭載された車両や補給品などを船に乗せた後名瀬港に運ぶ訓練などを行うとしている。こうした訓練にあたり県は防衛省に要請書を提出し、安全対策の徹底と丁寧な情報提供を行うことや、ミサイルシステム展開にあたっては訓練期間を終えたら速やかに撤収することなどを求めている。
