相場英雄が訪れたのは東京・日本橋にあるビル。これまでにない全く新たなメガネを開発する本日の開拓者がヴィクシオン開発責任者の内海俊晴CINO。内海が開発したのはどの距離でもピントが合うオートフォーカスアイウェア。最大の特徴は液体レンズ。距離を連続で測るセンサーが入っていて、コンピューターの制御でその人の目に合わせてレンズを縮めたり膨らませたりしてピントを合わせるという。実際、度が強い老眼鏡じゃなきゃ見えないという相場がかけてみると「ありえない、奇跡」などと遠くも近くも見えることに驚いていた。元々はメガネレンズ大手HOYAの技術者だった内海。しかし担当はレンズ開発ではなく半導体関連の設計部門。50代までメガネとは無縁だったという。内海は「当初からメガネの部門で開発していたらこういう発想はできなかったかもしれない」と振り返った。そんな内海がHOYA時代に初めて手掛けた眼鏡が「暗所支援眼鏡」。夜盲症に悩む人たちのために開発された。
