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「ID.3」 のテレビ露出情報

アメリカのバイデン大統領は中国からの輸入品の関税引き上げを決めた。今年中に電気自動車(EV)は25→100%(4倍)、鉄鋼・アルミニウムは3倍、半導体も2倍に引き上げる。バイデン大統領は中国政府が中国企業に資金を注ぎ込み、低価格製品で世界のメーカーを廃業に追い込んだと関税引き上げの理由を語った。中国の鉄鋼は輸出量が増加しているが、輸出額は減少しており、中国の安い鉄鋼が世界に多く輸出されていることになる。チリとメキシコは中国の鉄鋼の関税を引き上げた。櫻井よしこは「中国は過剰生産することで輸出先の企業を潰し、中国に依存させることを戦略的にやっている。我々は戦略的な物資をいかに守るかに注力しないといけない」と語った。
新たな火種となっているのがアメリカが100%の関税を課すと決めた「EV」。ドイツではテスラが693万円~、BMWが810万円~、フォルクスワーゲンが676万円~となっているが、中国BYDのEVは558万円~と他社よりも安い。テスラのイーロン・マスクCEOは中国の自動車メーカーは貿易障壁がなければ、世界の競合相手を駆逐するだろうと語っている。中国製EVが安い理由は中国政府が補助金を出しているからとされる。EUは安価な中国製EVが経済に与える悪影響を調査し、結果次第では関税の上乗せを検討している。習近平主席と会談したEUのフォンデアライエン委員長は「過剰生産能力」問題に対処を求めたが、習主席は「過剰生産能力」問題は存在しないと応じた。リモコンのdボタンを使った視聴者投票を実施。「安価な中国製品が市場にあふれる現状にあなたは?」。
櫻井は「アメリカは大統領選があるので、やり方が乱暴。TPPに見られるようにしっかりしたルールを作って中国に見せつけることが大事」と語った。松川は「WTOの補助金協定違反の場合には相殺関税を課すことが認められているが、アメリカはやり過ぎでルール違反の可能性もある。櫻井が指摘したように大統領選を控えて国内的要因があるとすればよろしくない。日本はASEANやTPPにコミットして語りかけていく必要があるが、世界の流れが保護主義に向かう中で厳しい」と語った。橋下は「アメリカも国際法違反をやっている」と指摘した。WTO紛争解決制度はアメリカが上級委メンバー専任を拒否したことから、2019年12月~現在も上級委の審理が止まったままになっている。櫻井は「アメリカがWTO違反だと言うなら、その100倍ぐらいの声で中国に対してWTO違反を言わないといけない。中国は2001年にWTOに加入してから右肩上がりで経済が伸びてきたが、WTOの約束を守っていない。見事なくらいウソつき国家」と語った。視聴者投票結果・安価な中国製品が市場にあふれる現状にあなたは?(問題ない5%、問題だ91%、とちらとも言えない4%)。
26日から日中韓首脳会談が4年半ぶりに開かれる。松川は日中・日韓の2か国間は問題があるので、3か国で集まる時は2対1で攻める場所にはしないとの暗黙の了解がある。中国には物を申すべきだが、それは2か国間でやるべき。3か国の首脳が集まること自体が成果と語った。

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