アントニオ猪木VSモハメド・アリの試合では世界中が注目した一戦だったが、その試合の内容に観客は度肝を抜かれた。猪木は寝そべった状態で対戦。この試合は当時公にされていなかったがアリ側から立った状態でのキックは禁止、ロープに触れた相手の攻撃は禁止、頭突き・肘打ちは禁止などのルールがあった。パンチで撃ちあったり正面から懐に飛び込んでいくなど相手に有利な戦い方を避けるためにスライディングして寝そべって戦うことになった猪木。縛られたルールの中で戦った猪木だったが試合の結果ドローに。ルールが公表されていなかった当時は正規の凡戦と呼ばれた試合。今では世紀の一戦として昭和世代から評価されている。次に70代以上が子どもの頃みて興奮した世紀の一戦は1964年の東京オリンピックの女子バレー日本vsソビエト連邦の試合となった。