投開票まで1週間を切った東京都知事選挙。今週は主要4候補のこれまでの選挙戦を特集する。2日目のきょうは、都知事選に初挑戦する立憲民主党の前参議院議員・蓮舫氏。「人生最大の決断」と話す都知事選への立候補。20年間務めた国会議員生活に終止符を打っての挑戦となる。チャレンジャーとして挑む都知事選で何を訴えるのか。「少子化対策」と「行政改革」、特に若い世代に対して訴えかける戦略。候補者の中では高い知名度を誇る蓮舫氏。今回の選挙戦で重視しているのは、身近な存在をアピールすること。国会での追及など厳しいイメージを払拭するため、直接有権者と触れ合い、素顔の蓮舫氏を知ってもらうことで票の積み増しを狙う。さらに行ったのが、SNSを利用したライブ配信。話題はペットについてや目玉焼きに何をかけるかといった身近なことまで、舌ぽう鋭い論客のイメージからの脱却を図る。一方、陣営を悩ませているのが現職小池知事に対抗するための選挙戦略。蓮舫氏は当初、公開討論会などで直接対決し有権者の判断材料にしてもらうことを目指していた。しかし陣営によると小池知事が公務を優先しているため、告示後に討論会が行われたのは1回のみ。今回の都知事選には過去最多となる56人が立候補していて、投開票は7日。
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