2025年4月13日放送 20:50 - 21:54 テレビ東京

家、ついて行ってイイですか?
ブリキ集める元海上自衛官&最北の地の人情ママ物語

出演者
矢作兼(おぎやはぎ) 狩野恵里 ビビる大木 とにかく明るい安村 松田ゆう姫 
(家、ついて行ってイイですか?)
所沢駅

西武鉄道の所沢駅前で出会ったのは定期券を探している男性。普通に上着のポケットの中に入っていた。家、ついて行ってイイですか?とお願いすると、電話で妻に確認してくれたが「子ども寝てるんで困る」と断られてしまった。

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所沢駅
(1)流山!ヲタ芸で繋がった大親友

JR亀有駅前で出会ったのはヲタ芸をしていた男性2人。ヲタ芸で上手い人が動画を撮る聖地だという。iPhone5はシャッタースピードが遅いので光が繋がって見えると教えてくれた。東京理科大に通う猪俣さん(22歳)の家までタクシー代を支払うかわりについて行った。猪俣さんは4月からは東北大学の大学院に進学するという。親友の長谷川さん(23歳)は福島でホテル清掃員として働いていて猪俣さんの自宅に泊まっっている。2人の出会いのきっかけはTwitter(X)。猪俣さんの自宅は流山にあり、推定距離22km、料金は10,260円だった。築23年の1Kで家賃は56,000円。絆創膏が置いてあった。室内でヲタ芸をやると手をぶつけて血が出ることがあるという。部屋の中でもヲタ芸を見せてくれた。2人とも彼女はいない。猪俣さんは47都道府県すべての宿泊を目指し、残るは沖縄と茨城だという。大学ではAIを研究している。父は中学教師で母は薬剤師。兄弟はいない。長谷川さんも初耳の情報だった。2人はお互いの本名を知らない不思議な距離感だった。普段から連絡を取り合うほどではなく、インスタがお互いのヲタ芸投稿を見て反応し合っている。2人が会うのは半年ぶり。いつもは猪俣さんが会津に行ってヲタ芸をするのが恒例なので、長谷川さんはたまには自分が行かないといけないと気を遣っていた。高校時代は会津若松城をバックにヲタ芸を披露しており、その時の映像を見せてくれた。ヲタ芸は必ず32拍で終わるので何の曲にも合わせられる。野外だけでなく室内のイベントもある。取材スタッフがキッチンを見ていると、2人は撮影そっちのけでお喋りしていた。快活CLUBのカードがった。旅行で宿がない時の生命線だという。食パンを買ってきて快活CLUBのソフトクリームを塗るのが朝食だった。ヲタ芸に使うサイリウムは秋葉原の専門店だとちょっと安く手に入る。サイリウムは電池式もある。持つ所はガムテープで補強していた。2人ともヲタ芸を始めたのは中学3年の文化祭。長谷川さんは高校3年でメンタルの病気になってしまい、人との交流が途絶えてしまったが、猪俣さんだけは交流を続けてくれたという。猪俣さんは4月から大学院へ進学し、仙台に住むので、福島が近くなり、今より一緒にヲタ芸をしやすい環境になる。亀有駅で猪俣さんとガワさんについて行ったら…趣味を通じて育んだかけがえのない男同士の友情が見られました。

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(2)横浜!元自衛官(70)定年後の夢

骨董ワールドは横浜で年2回開催され、200店舗以上が出店。買い物代を払う代わりに家を見せてもらう企画で出会ったのはブリキコレクターの大倉さん(70歳)。38,000円のおもちゃを交渉して28,000円で購入した。元海上自衛官で現在は自衛隊の護衛艦の消防自動車の整備アルバイトをしている。娘と息子は独立しており妻と二人暮らし。金沢文庫駅からバスへ自宅へ帰った。3LDKで購入時は4,300万円だった。玄関ではサトちゃん人形がお出迎え。友人から1万5~6千円で買ったという。リビングはおもちゃで溢れていた。時計を抱えたペコちゃんは約20万円。一番高価なのは博物館が売りに出したエジソンの蓄音機(1898年製作)で120万円。音を聴かせてくれた。円盤型オルゴールも鳴らしてくれた。19世紀のフランス製で19万円で購入した。キッチンにはハイネケンの看板があった。電気をつけるために電気工事士の資格を取得した。取材していると妻ミサコさん(66歳)が帰宅。おもちゃについて聞くと「物はない方が良いかな。生活には支障ないかな」と語った。冷蔵庫を見せてもらうと絶対に切らさないというヨーグルトや黒ニンニクが入っていた。寝室もおもちゃがたくさんだった。抽選で当たったアサヒビール「ロボッ庫」を見せてくれた。ビールを注いでくれるロボットだった。奥の部屋にもおもちゃだらけ。新幹線ひかりのブリキ(1964年)、足踏みミシンのブリキ(1960年代)などを見せてくれた。自分で修理して動く状態にしたという。妻は「こういう世界には薬がないから。もう手遅れかな」と語った。海上自衛隊員だったころは1年の3分の2は海だった。船のエンジンを直す機関幹部だった。子どもの面倒を見られなかったからおもちゃに愛情が移ってるのかもしれないと語った。おもちゃはお風呂に入れて洗ったり、衣替えをしている。

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(2)横浜!元自衛官(77)定年後の夢

前回の取材から7年後、再び大倉さんの家を訪れた。7年間でコレクションはさらに増えていた。ブリキ以外にも昭和のレトロ品集めに夢中。炭火の鉄製アイロン、ホテルの備え付き電話、昭和30年代のアイスクリームBOXを見せてくれた。子どもの頃にあった物が懐かしくなり、あれば買ってしまう。手動あんま器(大正3年~昭和初期)は中心の外側についた重りが回転することで球状の先端部が振動する仕組み。ハイトリック(大正4年~昭和20年)はハエを生きたまま捕まえられる仕掛けで全国的に大ヒット。国外にも輸出された。フリーマーケットで1万5~6千円したらしい。

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クイズ

大倉さんが「もっと珍しいの見せてやろうか?」と言って見せてくれた物の使い方がクイズになった。ゲストの松田ゆう姫は「おかき作る」と回答。正解はCMのあと。

(2)横浜!元自衛官(77)定年後の夢

横浜に住む元自衛官の大倉さん(77歳)の家には大量の昭和レトログッズ。海外でも売れた手動洗濯機「かもめ印マジック洗濯器」(昭和32~45年)を実演してくれた。熱湯を入れ密閉することで高まった内部圧力が蓋を開けた時に開放され布から汚れが落ちる仕組み。アメリカ、イギリス、ドイツ等で販売され、総生産台数は30万台に上る。妻が誕生日にプレゼントしてくれた宝物だという。

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スタジオトーク

最近ハマっている趣味を質問された松田ゆう姫。友達と飲み歩いたり、ハシゴ酒的な感じと答え、入った店にお父さんのポスターが貼ってあったので帰りましたと語った。嬉しいがゆっくりできないという。

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(3)稚内!二足の草鞋履く強き女性(43)

北海道稚内市は「最北の街」と知られるオホーツク海と日本海に挟まれた人口約3万人の街。取材Dは稚内駅から徒歩8分の場所にある「車屋・源氏」を訪れ、タコしゃぶ(2人前、5,800円)を食べて英気を養った。“最北”の歓楽街「オレンジ通り」で出会ったのは飲み屋ハシゴ中のナマコ漁師。家、ついて行ってイイですか?とお願いしたが、勘弁してくださいと断られてしまった。続いて出会ったこれから飲みに行く女性達もNG。これからスナックに初出勤だという女性がOKしてくれた。仕事が終わるまで待ち、代行車に同乗して家までついて行った。表迫(おもてざこ)あやこさん(43歳)は1人暮らし。玄関には肉球マットレス。実家で猫を飼い始めたという。大家さんが目の前に住んでおり、欲しい物あったら何でも付けるよと言ってくれ、家具・家電付き。除雪もしてくれる。1LDKで家賃は4万円。車も2台まで無料だという。家畜人工授精講習会のテキストがあった。昼は牛に授精する家畜人工授精師として働いている。

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北海道稚内市の歓楽街「オレンジ通り」で出会った表迫(おもてざこ)あやこさん(43歳)の家までついて行った。昼は家畜人工授精師として働いている。牛・豚・馬などの人工授精や受精卵移植を行うプロフェッショナルで国家資格。受精卵を移植する道具「移植器」を見せてくれた。より良い遺伝子を持った牛を繁殖するため、家畜の発情を見極め、受精卵を移植する。実際の受精卵移植の様子を映像で紹介。現場の4割は女性だという。部屋には昔から好きだというアガサ・クリスティーの小節があった。出身は天塩町。人口よりも牛が多く、天塩川は北海道で2番、全国でも4番目に長い川だという。酪農学園大学・食品科学科を卒業後、牧場で事務員として働いていたが、2021年に資格を取り、家畜人工授精師になった。和牛には黒毛和牛、褐毛和牛、短角牛、無角牛の4種類ある。短角牛オスの闘牛を見るため岩手を訪れ、その時にお土産で購入したミニタオルがあった。あやこさんは4人の子どものママ。長女19歳、次女17歳、長男15歳、次男12歳。

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(番組宣伝)
有吉ぃぃeeeee!

「有吉ぃぃeeeee!」の番組宣伝。

(家、ついて行ってイイですか?)
TVer U-NEXT

「TVer」「U-NEXT」の案内。

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スタジオトーク

とにかく明るい安村の子どもは11歳。安村が出演するテレビは見ず、ネタをやってくれとも言わないらしい。松田ゆう姫の母は授業参観には来てくれたが、きちんと女優で来るので1番遅れて来て1番目立っていたという。

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(3)稚内!牛の家畜人工授精師(43)

北海道稚内市の歓楽街「オレンジ通り」で出会った表迫(おもてざこ)あやこさん(43歳)の家までついて行った。4人の子どものママ。長女19歳、次女17歳、長男15歳、次男12歳。34~35歳の時に離婚、子どもを全員連れて鹿児島から北海道に戻って来たが、子どもたちは「やっぱり鹿児島がいい」と言って鹿児島の父親のところへ行ってしまった。娘2人の親権は父親に変更、息子2人の親権はあやこさんだが父の元にいる。冷蔵庫を見せてもらうと黒毛和牛が冷えていて、取材Dのために焼いてくれた。あやこさんは家畜人工授精師。月給は25万円くらいだという。あやこさんは鹿児島で就職して出会った人と24歳で結婚。あやこさんの実家・天塩町は田舎すぎて各学年は1クラスしかないし、鹿児島に友達がいるので子どもたちは戻ってしまった。去年の夏休みは4人で遊びに来て1ヵ月滞在したという。長女・にこさんに電話してくれた。子どもに会えず寂しい気持ちがあるが、すごく良い環境で獣医の先生が教えてくれるので、授精師で一人前ですと言えるまで稚内を離れるつもりはない。高齢の親の近くにいるのでしばらくは北海道かなと語った。子どもたちのために貯えをしたい気持ちで夜はスナックで働き始めた。最北・稚内であやこさんの家について行ったら…遠く離れた地で暮らす子どもの為にダブルワークを始めた母の強い言葉を聞けました。

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