関東有数の温泉地、群馬・草津温泉は去年、観光客数が過去最多になっている。背景には若い世代の心をつかむグルメや新名所があった。草津温泉は、年間350万人以上が訪れる。土産物店・ナカヨシ堂は3年前にリニューアルし、若い世代をターゲットに牛乳瓶に詰まったお菓子など見た目にこだわった商品をとりそろえた。食べ歩きグルメもレトロで映えるものに。夜になると温泉街でライトアップの演出。SNS映えを狙った新名所が誕生。その1つが裏草津。地蔵源泉周辺に足湯や飲食店など新たな観光エリアができた。顔湯を紹介。食べ歩き専門店「TOLOSTAND」・とろ地蔵焼き（小倉）を紹介。地元食材を使用したカフェ「月の貌」ハンバーグ焼きカレー、手作り焼きたてスコーン。町は若者によるSNSの発信力が大きな効果をもたらしたという。群馬・草津町役場・宮崎健司さんは「来た人が写真を撮って宣伝してくれることが一番の効果」と語った。