米国のIT大手・メタは自社が運営するSNSのインスタグラムについて、去年9月以降、10代の利用を一部制限する仕組みを米国や英国などで導入している。これについて会社はきょう、日本でも導入を始めることを発表した。具体的には、きょうから順次、13歳から17歳を対象に専用のアカウントを導入する。この専用のアカウントでは、初期設定ではアカウントは非公開となっていて、つながりのない人と連絡を取り合うことができないほか、1日の利用時間が60分を超えるとアプリを閉じるよう通知される。さらに、いじめを防止するため暴力的なことばなどを表示しないようにする。制限を緩めるためには16歳未満のユーザーは保護者の同意が必要だという。さらに、子どもがメッセージをやり取りしている相手を把握したり、特定の時間帯に利用できないようにしたりする新たな仕組みも備えられる。会社は今後、自社のほかのSNSでもこうした仕組みを導入する予定だとしていて、今後も安全安心のために注力していくとコメントしている。
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