日本にとってホルムズ海峡とはどんな場所なのか解説。イラン、サウジアラビア、UAEといった中東産油国に囲まれ、海峡の最も狭い場所は幅が33キロメートルほどしかない。世界で消費される原油の約2割がホルムズ海峡を通過していて、日本が輸入する原油の7割以上がここを通って運ばれる。このままホルムズ海峡の封鎖が続いた場合、日本が原油を調達する代替案は、中東最大の石油貯蔵施設のあるフジャイラから調達するルート。しかし、3日の火災で使用不可。2つ目の案は紅海を経由するルート。しかし、こちらはフーシ派による攻撃で船の行き来は困難。3つ目の案が、スエズ運河を通るルート。高額な通航料で、航行日数増加でコストが高くなるリスクがある。WTI原油価格は現在1バレル5ドル前後まで上昇している。年初から見ると3割程度の上昇。日経平均株価の下げの1つの要因が原油高。日本の場合、貯蓄もあるため、よほどイラン戦争が長期化しない限り大きな影響にはならないとみられる。シカゴ日経先物と日経先物はきょうの上値を大きく上回って上昇となっている。ニューヨーク・タイムズはイランの情報機関が米側に戦闘の終結条件に関する協議を提案したことも材料視されている可能性がある。
