ピクテ・ジャパン・糸島孝俊氏は米国株について「一回はホッとしていい。きのう日本時間でアメリカ先物が大きく売られていたのでアメリカは大きく下げた。ダウは1%弱の下落。ナスダックはプラスで返ってきたのが大きい。日本は関税の見通しがポイントとなる。テクニカルでいくならきのうの安値は2万8700円ぐらい。ここは2023年3月9日戻った高値になる」などと述べた。ベッセント財務長官が貿易交渉の相手となった。為替も議題にのぼることも言われたという。棚瀬さんは「これ自体が円高要因になるかというと微妙なところ。貿易交渉、通商に関して為替条項は出てくるがアメリカドルに対する自国通貨安誘導を禁止するということ。ドル円が上昇することに関して容認しないのは明確だと思うがピークから下がっているのでここからさらに日米で押し下げるのかというとそういう話ではないと思う」などと述べた。吉崎さんは「アメリカの政策の不透明性が高まってこれを前のように戻るのは時間がかかると思う」などと述べた。