ニューヨーク外国為替市場では、円安が一段と加速し、一時およそ34年ぶりの水準となる、1ドル158円台まで値下がりした。小江戸とも呼ばれる蔵造りの町並みがある埼玉・川越市。江戸情緒が味わえ、海外からの観光客が急増している。箸作り体験ができるお店も、海外からの観光客が去年から増えている。箸の素材によって、1650円から最も高い4400円まで幅があるが、半数以上の方は、4400円のものを選ぶという。日本人の観光客に聞いてみると「海外に行きたいが円安なので」とコメント。
日本から1週間の予定でハワイ旅行に行っている夫婦はまず、コーヒーの値段に驚いたという。さらにホノルルで食べたというランチは2人分でおよそ5600円。ハワイ旅行中の夫婦「もうちょっと円の状況が良くなってくれたら、もっと気軽に来られるのに」と話した。
ことしの大型連休は、きょうからあさってまでの3連休の後、平日を3日挟み、来月3日から6日までの4連休と、分散する形。大手旅行会社JTBが行ったアンケート調査では、「1泊以上の旅行に行かない」と答えた人が7割を超えた。去年と比べて、経済的な理由を挙げる人が多くなっている。さらに、旅行に行く人の動向にも変化。国内の空の便は、きょうが下りのピークと見込まれていた。全日空はきょうの予約率が85％を超え、日本航空は羽田や大阪などから各地に向かう便の予約率が8割ほどだった。高速道路各社によると、帰省ラッシュとなる下り線は、特に来月3日と4日に激しい渋滞が予測されている。鉄道も、JR各社によると、下りのピークは来月3日、上りが来月6日となっている。東京駅では、能登半島地震で被害を受けた北陸に向かう人もいた。