JR各社は一昨日「青春18きっぷ」を今夏も発売することを正式発表した。青春18きっぷはJR全線の普通・快速列車に1日乗り放題で、5回分で1万2050円。年齢制限はない。発売期間7月10日からで、利用期間は7月20日から9月10日となる。青春18きっぷは1982年から発売が始まり、当時は「青春18のびのびきっぷ」と呼ばれており、春、夏、冬の期間限定で販売していた。有効期限は1人1回あたり乗車日当日限りとなっており、乗車した列車が0時を過ぎた場合最初に停車する駅まで有効としている。東海道線の始発の東京駅5時20分発の場合、名古屋駅なら乗り換え3回で11時13分着、新大阪駅なら乗り換え5回で14時8分着、新山口駅なら乗り換え10回で0時2分着。新幹線のぞみの自由席の場合、新山口駅までは4時間18分で行ける。青春18きっぷは近年は2月に春、夏、冬の1年分の案内が発表されるが、今年は今年1月に春用のみ発表されており、SNSでは廃止の噂が立っていた。新幹線の延伸などで乗車NG区間や途中下車NGの区間が増えており、JR各社からフリーパスや周遊券などお得な切符が続々登場していることが廃止の憶測が広まった。青春18きっぷはJRグループでその都度協議した上で設定しており、詳細が決定次第お知らせすることにしており、佳子にも各季ごとに発表したことがある。今後の展開はJRグループで詳細が決定次第発表することにしており、現時点で廃止する予定はないという。