今月7日に開幕した王将戦の初戦で白星を飾った藤井聡太八冠に単独インタビュー。八冠については「もちろん維持できればいいなと思っているが実際には難しい、それに大して挑戦する積極的な気持ちを持てたら」などと語った。2年前の王将戦を制して五冠を達成した時の会見では自分の現在地について、富士山の何合目か例える問いに「森林限界の手前」と語っていた藤井さん。富士山の森林限界は五合目付近となる。去年棋王などを獲得し史上初の八冠となった現在地について聞くと「山頂を見るというのは難しいのかなと思っている。1歩ずつ前進しているところはあるかなと思っている」などと話した。藤井さんにとっての山頂とはとの問いには「将棋のすべてが見えるということになる。そういうことは実際にはないのかなと思うが、少しでも理解を深めていって近づいていけたら」などと答えた。去年の竜王戦第3局は集中して指すことができた印象に残る1局だったという。八冠達成後最初の防衛戦となった竜王戦の相手は同い年の伊藤匠七段だった。この対局中に芽生えた感覚こそ将棋の醍醐味だと藤井さんは語る。「難しい局面を考えている時間そのものが本当に面白い。今まで見たことにない指し方や手筋というものに出会えた時は嬉しさや面白さを感じる。将棋は奥が深いゲーム。どこまでいっても新たな発見がある、それを一番大切にできたらと思っている」とのこと。
未来の藤井聡太を目指して入会する子供が増えているという将棋教室。子どもたちが藤井さんに聞きたいことは「どうやって強くなったの?」。藤井さんの答えは「自分の好きな勉強法をしている時が大半だった。私の場合はまず詰将棋」。14歳でプロ入りを果たした時の映像では藤井さんは詰将棋に取り組んでいた。幼少期から夢中で詰将棋を問いてきた。ノートにはびっしりと問いた問題が書かれ、その数は1万以上にのぼるのだという。藤井さんは「自分の将棋の基礎も詰将棋を解くことで培われたところも大きい。自分が好きで楽しく続けられる方法が最良の方法なのかなと思う」などと話した。1年後に目指すものについては「確実に前進した、強くなったと言えるような1年にしたい。ただ取り組むだけではなくそれぞれ現状での課題を把握して向き合っていく必要があると思う」などと話した。
未来の藤井聡太を目指して入会する子供が増えているという将棋教室。子どもたちが藤井さんに聞きたいことは「どうやって強くなったの?」。藤井さんの答えは「自分の好きな勉強法をしている時が大半だった。私の場合はまず詰将棋」。14歳でプロ入りを果たした時の映像では藤井さんは詰将棋に取り組んでいた。幼少期から夢中で詰将棋を問いてきた。ノートにはびっしりと問いた問題が書かれ、その数は1万以上にのぼるのだという。藤井さんは「自分の将棋の基礎も詰将棋を解くことで培われたところも大きい。自分が好きで楽しく続けられる方法が最良の方法なのかなと思う」などと話した。1年後に目指すものについては「確実に前進した、強くなったと言えるような1年にしたい。ただ取り組むだけではなくそれぞれ現状での課題を把握して向き合っていく必要があると思う」などと話した。
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