今朝のテーマ:高騰する中…なぜ?野菜が“タダ”でもらえるアプリ。3月に入っても寒波や天候不良が続き、例年より高い野菜の価格。街の人に話を聞く。全国の野菜の平均価格を見るとキャベツは平年の2.6倍、白菜も2.3倍とまだまだ一部の野菜が割高な状況は続きそう。そんな中、野菜をタダでもらえるアプリが注目されている。アプリを愛用している女性を取材。段ボールいっぱいに詰まった農家さんが捨ててしまう規格外野菜7種類が約4000円相当。これだけの野菜がタダでもらえるアプリとはフリフルで、無料で懸賞に応募できるアプリ。形の悪さによって規格外となった“たまねぎ”や“しいたけ”。完熟しすぎてスーパーでは売れない“いちご”やそのいちごを加工したジュレなど、毎月5種類から10種類ほどが懸賞品として並び、抽選に当たれば規格外の野菜や果物をタダでもらえる。しかも応募が殺到するほどの人気ぶり。一体なぜタダでもらえるのか?。フリフル・坂口龍也さんは「(農家から)野菜がいっぱいロスが出て、どうにかならんか?という話があって、お客さんにプレゼントして、まずは認知してもらうのを目的に始めた」と話す。規格外野菜の量は全国で年間180万トン。味は変わらないのに市場にほとんど出回らず、捨てられているという。フリフルで捨てられてしまう規格外野菜を農家から希望の言い値で購入し、ユーザーに無料でプレゼントしている。しかし、農家から野菜を買い取ってユーザーにタダでプレゼントとは、いったいどうやっているのかについて、坂口さんは「広告収益で成り立っているのが僕らのビジネスモデル」と話す。アプリを見ている時に表示される広告収入や定期的にマルシェといったイベントを開催することで収益を得ているという。タダで野菜がもらえるアプリについて、千葉県在住の利用者を取材。不ぞろいのたまねぎを2kgをもらうために、ほぼ毎日欠かさずカウシェというショッピングアプリで、規格外野菜や訳あり食品なども豊富にそろえている。アプリの中にあるゲームを利用し野菜を育てていくと、育てた野菜がタダでもらえる。アプリの登録もゲームをするのもタダ。たまねぎだけでなくミニトマトやお米などもタダでもらえるという。
URL: https://kauche.com/