ウクライナでは25日も東部ハルキウ州の警察当局がハルキウの中心部にロシア軍のミサイル攻撃があり、23人がけがをしたと発表するなどロシア軍の攻撃による被害が拡大している。ウクライナ国防省の情報総局は25日、SNSでロシアが軍事侵攻で使用している北朝鮮製の弾道ミサイルに中国、米国、日本、英国、スイスの5か国の企業が製造した部品が使われていると発表した。情報総局が分析したのはKN23などの北朝鮮製の短距離弾道ミサイルで、中には侵攻開始以降の去年2月に製造された英国企業の部品も含まれていたとしている。ウクライナ国防省の情報総局は「ロシアはこのようなミサイルを100発以上受け取っている。ロシアとその仲間の北朝鮮とイランは兵器開発の技術を得るために国際的な制裁をともに回避している」として輸出管理を強化する仕組みが必要だと訴えている。