ホワイトハウスのレビット報道官は、グリーンランドを獲得に向け、軍事行動も選択肢の一つと言及した。世界最大の島であるグリーンランドは、日本の約6倍の面積で、5万7000人が暮らしているという。島の85%は氷に覆われており、美しい自然が広がっているのが特徴。グリーンランドはデンマークの一部で自治権が与えられており、トランプ政権は2019年からグリーンランドを購入したいと表明していた。先月には、ルイジアナ州の知事をグリーンランド特使に任命している。トランプ政権がグリーンランドを求める理由について、明海大学の小谷哲男教授は「中国やロシアの船がグリーンランドの周辺にたくさん来ているとトランプ大統領は言っているが、これは事実と異なる。中国やロシアの船はグリーンランド周辺にはそれほど多く展開していない。軍事的な目的と言いながら、グリーンランドの資源が実際にトランプ氏が一番欲しいもの」などと話している。グリーンランドはレアアースなどの天然資源が豊富で、現状は中国が世界の生産量の大半を占めている。今回のアメリカの報道に、ヨーロッパ各国は強く反発している。また、グリーンランド自治政府のニールセン首相は、アメリカに対し経緯ある会話を求めている。
