LINEマンガ 2024 年間ランキング 単行本版を紹介。ここでは10位までのうち4位の「転生したらスライムだった件」、6位の「薬屋のひとりごと」など4作品が原作者付きの作品となる様子が見られる。文芸書などを扱ってきた企業でもコミック部門の強化を進めている。小説やマンガの原作が集まる投稿プラットフォームを担当者が探る様子も見られ、多い月だと約100もの作品を読むこともあるという。1話ごとに読者を引き付ける展開があるかを考えるのだといい、採択されると作画者のマッチングを進めるがこれまでには1度も原作者と作画者がマッチングさせずに作品ができあがったケースも有るという。原作と作画を分業化することで効率的にヒット作を狙えるのだという。千夜ねこさんは投稿をきっかけに事務職の傍ら原作者となったといい、文字だけで書くことに自分の中で意味を見出しながらやっていきたいと話している。一方で原作者と出版社の連携を強化するために、ストーリーの登場人物の相関図を設定できるサービスも作られている。漫画家が実現すればプラットフォームにも売り上げに応じた金額が入るのが特徴となっている。